trykmkmの備忘録

自称組み込みエンジニアのブログ

超音波・レーザ測距センササンプルプログラム(6)

 前回、音波測距センサ(SRF02)とレーザ測距センサ(VL530X)の同時測定サンプルプログラムの作成にトライしましたが、実現できませんでした。

 

 よって今回は、前回とは別の方法でプログラム作成を模索したいと思います。

 方法は下記2つです。 

 

 ①ST-micro以外のライブラリ・APIを使用

 ②超音波センサをi2cではなく、uartモードで使用。

 

  まずは、①の方法を実施してみたいと思います。

 VL530X用のAPIを公開しているユーザさんのリンクを下記します。

  ・GitHub - dbaba/vl53l0x-mbedos: Pololu mbed OS 5 library for VL53L0X time-of-flight distance sensor

  ・GitHub - ARMmbed/VL53L0X-mbedOS

 

 両APIを使用してみて、付属のサンプルや、簡単なサンプルを作成して実行ファイルを生成してみましたが、プログラムが動作しませんでした。

 どうやらデータのi2cの受信でコケている感じです。

 

 よって、②の方法で行きたいと思います。

 

 ②はSRF02をuartで使用するため、ハードを変更します。

 回路図は下記の通りです。

 SRF02をUARTで接続するのはもちろんですが、modeピンをGND接続する必要があります。

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図1 超音波・レーザ測距センササンプルプログラム用回路図2

 

 基板配線はブレッドボードを使用しました。実物は下記になります。

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図2 超音波・レーザ測距センサ用基板2(左:部品あり 右:配線のみ )

 

 次回は、音波測距センサとレーザ測距センサの同時測定サンプルプログラムの作成します。