Raspberry PiでFT232Hのi2cデバイス制御(1)
数ヶ月前、raspberry piでFT232Hを介したi2cデバイス制御をトライする機会がありました。(下図参照)
図1 FT232Hを介したi2cデバイス接続
結果は、失敗でした。オシロスコープで波形を見た限りでは、FT232HのSDA,SCLラインから、信号は出力していたので、どうやらデバイスからのACK bitの受信ができてないような感じでした。
今回の記事では、その時のトライの備忘録を記載していきます。また、リベンジとして、raspberry piでFT232Hを介したi2cセンサ制御の実現を目指します。
Raspberry PiでFT232のi2cデバイスを制御する方法ですが、Adafruitが一覧を公開しており、下記5つの方法があります。
①Adafruit Python GPIO library
②libmpsse library
③libFTDI library
④FTDI's?LibMPSSE-I2C?and?LibMPSSE-SPI?libraries.
⑤FTDI's official D2XX drivers and libraries.
①から順に実施していこうと思いますが、まずはRaspberry Piの環境を構築していきます。
また、記事のコメント欄にアドバイス等を残して頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。