超音波・レーザ測距センササンプルプログラム(1)
私の手元には、とある事情で入手した未使用のままの超音波測距センサ(SRF02)とレーザ測距センサ(VL53L0Xモジュール)があります。
放置したままだともったいないので、測定精度比較サンプルプログラムを作成することにしました。
今回一番のハードルになるのは、レーザ測距センサになります。
実はこのレーザ測距センサ、インターフェースがI2Cになりますが、I2Cのアドレスマップがデータシート上に公開されていません。
どうやって制御するかといえば、Linux、mbed、arduino向けのAPIが公開されており、それを利用するしかありません。
APIのソースコードを解析すれば、他のプラットフォームでも利用できそうですが、この記事では簡単に動かすことを目的としているので、STmicroがAPIを提供してるプラットフォームで動かそうと思います。
よって今回は、mbedを使用することにしました。
使用するセンサ・ボードを下記に示します。
・mbed NXP LPC1768評価キット: マイコン関連 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
・超音波センサー SRF02: マイコン関連 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
・VL53L0X TOFレーザー測距センサモジュール - VL53L0X - ネット販売
次回以降、回路図、部品制御、プログラムについて記載していこうと思います。
12V・24V入力切替回路(2)
前回の記事の続きになります。
検討した回路を下記に示します。
図 12V・24V入力切替回路
ちなみに、部品は秋月電子で購入できるものから、選定しました。
上記回路の動作概要を説明します。
青枠回路は、Vinが19以上のとき、Q1がONになり、3端子レギュレータで降圧し、12Vを出力します。
緑枠回路は、Vinが19V未満のとき、Q3がOFF、Q2がONになり、Vinをそのまま出力します。
※19Vは、ツェナーダイオードのVz=15Vと、Pch-FETのVgs=4Vの和になります。
この回路を適用すれば、Vinが12Vのとき、入力をそのまま出力します。そして、Vinが24Vのときは、12Vを出力します。
12V・24V入力切替回路(1)
自動車から電源を取得し、耐圧20V負に電源を供給する場合を考えます。
自動車の電源は、12V出力の車両と24V出力の車両があります。
12V出力の場合、直接負荷に入力できますが、24V出力の場合、降圧が必要になります。
上記内容を実現する回路を検討します。
回路の名称は「12V・24V入力切替回路」とします。
下記は、電源入力から負荷までのブロック図です。
図 12V・24V切替回路ブロック図
詳細は次回に記載します。
DI(依存性注入)参考サイト
私、諸事情で畑違いのJAVAプログラミングをすることになり、DI(依存性注入)について勉強することになりました。
参考になりそうなページをメモします。
・Spring Frameworkで理解するDI(1):DI:依存性の注入とは何か? (1/3) - @IT
・springの再入門 - DI(依存性注入) - Qiita
・「なぜDI(依存性注入)が必要なのか?」についてGoogleが解説しているページを翻訳した - Qiita
・Android開発:Dagger2でDI(Dependency Injection)する備忘録 - Li::Feel
回路CAD DesignSparkPCB
今後、Blog記事で回路図を掲載することがあるかも知れないので、回路CADをインストールすることにしました。
回路CADと言えば、orCADが有名ですが、シェアウェアのため、個人でなかなか手を出せません。
そこで、フリーのCADを探すことにしました。
ググってみると、P板.comが回路CAD一覧(※1)を公開していました。
※1 P板.com推奨CADのご紹介 | プリント基板ネット通販P板.com
一覧の中で、フリーかつ部品ライブラリが多いのは、DesignSparkPCB(※2)をインストールすることにしました。
※2 DesignSpark ( Our Software ⇒ PCB software)
インストーラをダウンロードして、起動し、表示画面の通り進めていくと、簡単にインストールできます。
インストール完了後、DesignSparkを起動すると、初回起動時はユーザ登録画面が表示されます。既定の項目を入力して、レジストボタンをクリックするとユーザ登録は終了で、CAD機能が使用できるようになります。
さっそく使用してみました。感想ですが、私はorCADを使用していたので、DesignCADは多少違和感があるのですが、十分使えると思います。
さっそく簡単な回路を入力しました。
1.27mmピッチピンヘッダ・ピンソケット
秋葉原の秋月電子通商、千石電商で販売している2列の1.27mmピッチピンヘッダ・ピンソケットは、列の間隔が異なることがわかりました。
秋月で販売しているものは1.27mm間隔、千石で販売しているものは2.54mm間隔になります。
文章だけだと伝わりづらいので、写真を掲載します。写真は、1.27mm間隔のユニバーサル基板上に、秋月と千石で販売している1.27mmピッチピンヘッダとソケットを並べたものです。
とにかく、ユニバーサル基板上で1.27mmピンヘッダ・ソケットを使用する際には、秋月同士、千石同士にした方がいいですね。
上記部品の詳細は下記URLになります。
・1.27mm(ハーフ)ピッチコネクタセット: パーツ一般 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
・2152-2×40 PCBソケット 2列×40P (ストレート・ハーフピッチ)
・2512-2×40 ピンヘッダ 2列×40P (ストレート・ハーフピッチ)