超音波・レーザ測距センササンプルプログラム(2)
今回は、超音波・レーザ測距センササンプルプログラムを実行させるハードについて検討していきます。
mbedの電源はUSBから供給し、各センサはmbed経由でUSBから電源を受電します。
超音波測距センサとレーザ測距センサは、それぞれインターフェースにi2cがあるので、i2cバス接続をします。なお、各センサは内部プルアップ抵抗があるので、プルアップ抵抗を実装しません。
レーザ測距センサは、リセット(SHDN)ピンがあるので、mbedの任意のピンをDigital outとして使用し、センサのON/OFF制御を実施します。
ただし、レーザ測距センサのリセットピンは、2.8Vでプルアップされているため、mbedの信号レベル5Vと異なります。mbedのピンをハイインピーダンス出力できれば問題ないのですが、できるかわからないため、N-ch MOS FETをかませます。
なお、このセンサは、I2Cは5Vに対応しているので、I2Cのレベルシフタ回路は実装しません。
超音波センサは、インターフェースにI2CとUARTを選択できるMODEピンがあります。ノンコネでI2C、GND接続でUARTになります。今回はI2Cを使用するので、ノンコネになります。
以上より、検討した回路図は下記の通りになります。
図 超音波・レーザ測距センササンプルプログラム用回路図
基板配線はブレッドボードを使用しました。実物は下記になります。
図 超音波・レーザ測距センサ用基板(左:部品あり 右:配線のみ )
次回は、各センサを個別に動かしていきたいと思います。